No.141『雁の寺』

公開年:1962年
原作:水上勉
監督:川島雄三
脚本:舟橋和郎、川島雄三
ジャンル:小坊主が後家によろめき炎上な文芸サスペンス

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寒~い冬に暗くて寒~い日本映画。
京都の陰険な寒さが五臓六腑に沁みる、昭和お文芸サスペンス映画はいかがでしょう。

原作はDVDのパッケージ写真そのまんまで、エロタコ坊主と後家の女盛り若尾文子と住み込み奉公の小坊主少年との危ない関係という、何ともげっすいドロドロ文芸小説。
子供時代に京都の名寺でこき使われたという水上勉の恨みつらみがじっとり籠ってますが、川島雄三監督のシニカルでひとひねりある描写でブラックだけど観やすい映画になってます。

でもまぁ、本作のラストシーンは私が観た中で「なんやねんこれ!唖然茫然な謎オチ映画」の三本の指に入る出来栄えだw
未見の方はどうぞお楽しみくださいw
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No.125『しとやかな獣』

公開年:1962年
監督:川島雄三
脚本:新藤兼人
ジャンル:クレクレ団地一家のシニカルコメディ

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あっつー。
ジメジメくそあっつー。
今は一年で一番嫌な暑さの季節。普通に過ごしててもイラッとくる日は破滅まっしぐらなバカ一家の話を観て、心を黒い溜飲で満たしたいものですね☆

「ひと皮むけば男も女もこんなもの」
身も蓋も無いキャッチコピーがステキぃ。

昔の映画なのでブラック度も下品度も控え目ですが、日本映画の名作と呼ばれる作品なのに、演出が前衛バリバリで狂ってる。
コメディの隙間に日本の戦後の闇がどろっと見えていい感じに後味悪いし、当ブログ的にもおすすめ。

偏見だが若尾文子様の公式イメージってこの映画の文子様だと思いますがいかがでしょう。
前髪を片側たらして白ブラウス&黒タイトスカート、煙草をくゆらせてうっふーん
ステキだわー。
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