No.078『江戸川乱歩の陰獣』

製作年:1977年
原作:江戸川乱歩
監督:加藤泰
脚本:加藤泰、仲倉重郎
ジャンル:昭和妖美エッセンス満載の猟奇サスペンス

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春は文芸映画の季節!
こってりメケメケな昭和文芸映画が見たーい!
季節の変わり目は特濃なのがほしいのだ。

て訳で江戸川乱歩の変態サスペンスをご紹介。
「江戸川乱歩をネタにした俺式フェチ映画」多数の乱歩原作映画の中では、比較的話が原作に近いです。

昭和らしい濃ゆーく妖しーい淫靡美が満開です。そんな脱いでもないのに鼻血が出そう
香山美子の昭和女優演技も特濃で見どころたっぷりですよ。特にラストが。

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No.077『曼荼羅』

製作年:1971年
監督:実相寺昭雄
脚本:石堂淑朗
ジャンル:性と謎思想とユートピアの不条理前衛映画

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やって来ましたラッキーセブン77作品目。
満を持してマイベスト実相寺『曼荼羅』です。

猛者揃いのATG映画の中でも突出してヘンテコシュール極まりない映画。
「なんでそうなるの?」とドン引きしまくりな常人思考の斜め上空3000メートルをいく超展開。
1から100までツッコミ必至な謎ユートピア理論。
役者から演出から効果音まで何もかも謎の電波にねじ曲げられたよう。

前衛ヘンテコ映画マニアなら一度は見るべし珠玉の逸品。
自信を持っておすすめします。

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No.076『あさき夢みし』

製作年:1974年
原作:後深草院二条『とはずがたり』
監督:実相寺昭雄
脚本:大岡信
ジャンル:あまりに暗くて眠い宮廷文芸映画

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ご贔屓の実相寺昭雄監督作品。
古典文学『とはずがたり』の映画化。でも豪華絢爛で雅な宮中物語ではありません。
実相寺昭雄でATGですから、何の時代だろうがバリバリ前衛アングルだ。

学校の授業で古典を習ってた元高校生にとって、『とはずがたり』は正直「いやらしいらしい」で有名ですがw
あらかじめ警告します。エロを期待して見ちゃいけません。
エロシーンはある。ATGですから。
でも一般向けじゃない。実相寺ですからw

なんと脚本が大岡信だったとは知らなかった。
あまりにも…アレな脚本なんで…
ご高名な方の作と気づきませんでした…

DVDまだ持ってないが買おうかな。
いつか来る更年期って不眠症になるらしいし、これを観りゃ寝れる鉄板アイテムとして役立てるかもしれないしw

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No.075『クラッシュ』

製作年:1996年
原作:J・G・バラード『クラッシュ』
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
ジャンル:変態に命かけてるフェチバカ映画

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ジェームズ・スペイダーでもう1本。
『セックスと嘘とビデオテープ』もいいけど、当ブログなら断然『クラッシュ』ですね

巨匠J・G・バラードの頽廃極まるSF小説を、巨匠デヴィッド・クローネンバーグが映画化して、カンヌ映画祭で賛否両論だった真の問題作。まぁ賛否ってより否だらけだった記憶なんだがw

登場人物全員がセックス面でド変態。どこから見ても弁解しようがなく100%変態。
変態という名のバカどもが織り成す不条理世界。
誰ひとりに1㎜たりとも感情移入不可能ですが、それでも一応ラブストーリーです。


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