No.095『思春の森』

製作年:1977年
監督:ピエル・ジョゼッペ・ムルジア
脚本:ピエル・ジョゼッペ・ムルジア
ジャンル:本気でロリショタ夏休みムービー
注記:ばりばり非合法なソフトポルノです

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夏休みに少年少女は遊ぶ。
夏休みに少年少女はちょっとした冒険をする。
夏休みに少年少女はひと夏の体験をする

10代前半の少年少女が森で遊んでちょっとした冒険してひと夏の体験を済ませる、夏休みカルトムービー『思春の森』です。

話のあらすじをそのまんま紹介してみたが、まるで『スタンド・バイ・ミー』みたいですな。
爽やかーw
もちろん中身は知る人はご存じの通り、業界では知らぬ者無いお芸術界のロリータ女王・エヴァ・イオネスコ出演のガチロリ映画ですが。

★あらすじ(青字はネタバレあり

映画が始まって一番はじめに目にする画面が、イタリアン松潤に黒田勇樹をふりかけたような微妙なお年頃の少年のフルヌードですぜ。
スクリーンのど真ん中に少年ふりちん大映しw
世間の性道徳犯す気満々のオープニングだ。

そんな大胆なふりちん少年ファブリツィオ(マルタン・ロエブ)は、毎年夏休みに別荘の森で朝から晩までぶらぶら遊んでばかりいる。
そこへ幼なじみの少女ラウラ(ララ・ウェンデル)がやってきて遊び仲間に加わるのがお約束。
森を走り回り、野原をゴロゴロ転がり、かくれんぼしたり、謎の遺跡を探検したり。子供の頃はお互い無邪気に遊んでいたが、色気づくお年頃になると雰囲気が違ってくる。

ファブリツィオを好きなラウラは「今年の夏はあたしの処女を奪って」とノーブラにパンチラ見せ見せで誘うが、彼は手を出してくれない。
それどころかドS気質の彼は犬嫌いの彼女に愛犬のシェパードをけしかけて脅したり、囚人ごっこと称してラウラを木に縛って放置し、彼女の体にぶっといヘビが這い回り(いやーん)泣き叫ぶのを眺めて満足してる始末。

でも酷い目に遭ってもついて行ったおかげでいい事にめぐりあう。
ある日冒険中に嵐が来まして、洞窟の中で2人雨宿りするはめになり、寒いから温まろうなーんてベタすぎシチュで念願の初体験を達成する。
ちなみに少年少女が全裸で堂々と絡み合うシーンあり。

しかし晴れてファブリツィオとデキて間もなく、とんでもねえライバルが出現する。
森の中の大きなお屋敷に避暑に来た謎の金髪少女シルヴィア(エヴァ・イオネスコ)だ。

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弱冠12歳にして圧巻のフェロモン。
ロリ女王の威力ハンパねーな。

ロリ娘のお色気バズーカ砲にファブリツィオは完オチ、ラウラをあっさり捨て森の中で遊んでやりまくる。
ちなみに12歳が惜しみなく全裸でがっつり腰を振る。
屈辱の涙に濡れるラウラだが、追い打ちを掛けてファブリツィオ&シルヴィアに毎日いじめられる。
パシリ扱いにとどまらず、弓で射られるわ、2人の騎乗位セックスを見せつけられるわ、2人に目の前でションベンしろと強要されるわ、さらに上からファブリツィオが小便振りかけるわ
ひっでーw
子供のいじめは無邪気に残酷だ。

こうしてファブリツィオには天国の、ラウラには天国から地獄の夏休みが終わる。
ファブリツィオは「ずっと一緒に森で暮らそうよ」とシルヴィアに告るが、女は現実的な生き物だから「寒い秋冬に森なんかいねーよアタシ都会へ帰る」とさっくり断られる。
で、夏休み最後の日に冒険してたらお約束通り嵐が来まして、3人で洞窟に入るがファブリツィオはわざと道に迷う。
「寒い!暗い!」とパニくるシルヴィアに彼は「ここから出れない、ここで暮らそう」と最後の説得を試みるが、シルヴィアは動転して「いやぁー離してー帰るー」と泣くばかり。

逆上したファブリツィオはサバイバルナイフでシルヴィアを刺してしまう。
ファブリツィオは傍らで固まるラウラに「お前は道知ってるだろ。帰れ」と命令し、自分は犬と死体と洞窟に残るのだった。


★感想

「真のスキャンダラス映画」と評価される本作ですが、ほんまにスキャンダラスもいいとこですわ。

12歳や14歳が脱ぎすぎ見せすぎ絡みすぎ。
パンツ脱いで放尿ってAV並みのハードプレイまでこなすローティーンってどうよ。
潔いまでに「ロリエロ!ロリ裸!」一本槍の企画ものソフトポルノであります。

お芸術系エロ作品だから、少しはヨーロピアンゴシック美学でも感じれる重厚脚本とか映像美でも堪能できるかと思ったが、脚本は単純、演出はだらだら間伸び、登場人物は少年少女3人&犬一匹だけ、登場シーンは森の野外ロケのみ。
ちっとも金かかっちゃいねえ。
お手軽もいいとこなやっつけぶりだ。

あ、でもさすがイタリアン。女子服はことごとく可愛い。
子供服でもギャルでもなく、大人服コピーでもない、思春期少女の色香に合った可愛さ。程よく避暑地カジュアルらしいラフ感もある。
デニムタイトの前スリットの入り具合や、サンダルのデザインまでぬかりなくピント合ってるセンスの良さは恐れ入ります。

★エヴァ・イオネスコ、驚愕の「美少女のプロ」

しかしララ・ウェンデルも当時14歳だとを考えると信じられないほど体張ってますが、
恐るべきはエヴァ・イオネスコのプロっぷり。
すげーわ。


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うめめちは昔からイリナ・イオネスコ作品が好きで(素晴らしくメケメケですから
娘エヴァとの頽廃した母娘愛憎関係とか、自伝映画『ヴィオレッタ』で描かれた、過激すぎるロリータエピソードは大体知ってはいますが、それでも『思春の森』中盤の初登場シーンで動くエヴァ・イオネスコをはじめて見たとき「うぉぉ……!!」とびびりましたよ。
弱冠11歳でプレイボーイのグラビアを飾っただけのことはある!スゲー。

飛びぬけて美少女って訳でもない。
超小学生プロポーションでもない。イカ腹だし。
でも何なでしょうこの色気と女の貫禄は。むっちむちの体から発散されるフェロモンは。
12歳でヒョウ柄スーツを着こなすんですぜ。すっ裸で少年の上にまたがって腰振っても違和感が無いくらいのエロ尻なんですよ。
ラウラを弓持って追い回して射るシーンなんか、子供の無邪気に残酷してるってより、もはや女王が侍女にお仕置きしてる風に見えるw

かつて大昔に町山広美が三浦理恵子を評した名言「女のプロ」を彷彿とさせる、堂々たる「美少女のプロ」っぷりである。
でも体と態度とフェロモンはプロの女王様だが、コドモ口調のセリフ棒読みで演技はドヘタってギャップが面白かったですw

★何だか気になるイタリアン松潤の木

さて、少女2人が体張ってロリ裸やってる横でひと夏いい思いをする少年ファブリツィオ。
イタリアン松潤、マルタン・ロエブ君は18歳らしい。

「ドS気質の厨二病少年」と設定したものの、性格描写は途中からAV男優並みに手抜きだし、微妙な演技力も相まって何考えてるか読み取れない。
やってる事はわっかりやすいけれど。うんこちんちん並みに単純なガキの悪戯だ。
しかしそこに奇跡が起こった(大げさか…)
微妙な演技力とおざなり描写が逆に、厨二病少年特有の「心の闇」のリアルな質感を炙り出している。

まったく厨二病少年ってのは極端にガキでバカでうんこちんちんで、
自分は孤立して傷ついてぶーたれてるが人の心が傷つく事にはまるで無頓着で、
周りが「ええっ!たかがそんなことで!」とあきれるくらい単純かつ自分勝手な理屈で唐突に残酷な事しでかす、
という資質を描写しない事で見事に表現されてます。

「見ればわかる。見ろ」と言いづらい映画ですがw
万一何かで観る機会がありましたら、ロリ裸のついでにじわっと味わってください。

(了)

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